使い捨てカイロをトイレに落とした、流した、詰まらせた(泣)

トイレにカイロ ブログ

背中に入れていた使い捨てカイロをトイレに落として流れてしまい、トイレが詰まりました。
1時間近く悪戦苦闘したけど直らず、結局業者にお願いしました。
カッポンの使い方、かかった費用などをメモっておきます。

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使い捨てカイロをトレイに流したかも…

先に書いておくけど、カイロを落としてトイレを詰まらせたのは母です。

12月の土曜日。
「カイロ見なかった?」とウロウロする母。
背中に入れてたカイロが行方不明。

「どこにもない」「おかしいなぁ…」と探すうちに「あ、もしかして?」
試しにトイレを流してみたら、

うわっ、あふれそう!

便器のふちギリギリまで水がいっぱいになり、ゆっくりと引いていく。
あふれはしなかったけど、どうみても詰まってる。

尾花
尾花

やばっ!

カッポン等で悪戦苦闘

トイレ詰まりには「カッポン」でしょ!

カッポン? ガッポン? スッポン? シュポシュポ?
正式には「ラバーカップ」だそうです。

という事で、カッポンでガポガポやってみる。

直らない。

YouTubeでカッポンの使い方を勉強して何度も試してみる。
「押す」ではなく「引く」のが正解だそう。

直らない。
水を流すと、あふれはしないけど水の引きはかなりゆっくり。

ガポガポやってて、かなり水しぶきが両腕に掛かってるけど気にしない。
うん〇が詰まってる訳ではないし、何度も流してるからあまり汚くはないかなと…。

ちなみに汚水が気になる場合は、ゴミ袋にカッポンの柄を通し便器にフタをしてからやるといいらしい。
(↓動画を参考に)

ペットボトルを切ってガポガポしたり、針金ハンガーを伸ばして引っかけるのも試したけど、変化なし。

いろいろ調べながらやってるうちに、どうやら便器内にはなさそうな感じ。
たぶん便器と汚水管の中間あたり?

月曜に業者に頼むしかないね、、、ってことで終了。

業者選びでひと苦労

とりあえず2階のトイレがあるので緊急ではないのは救い。
日曜に業者選び。

ネットでトイレ詰まり修理業者を検索。
CMでよく見かける「クラシ〇ン」や「東京〇ス」、便利屋チェーンの「ベン〇ー」などなど。
それぞれのサイトでトイレ詰まりの見積もりを見てみると、3万円~10万円

母上
母上

10万円も掛かったらお正月迎えられないよ(泣)

そうは言っても、直さない訳にはいかないし。
5万円でも仕方ないんじゃね?なんて私は思ったんだけど、母は納得いかず。

調べているうちに、悪い口コミも目につくように。
悪徳業者の話も出てくる。
もう、どこの業者に頼んでいいか分からないーーー!

3人で検索しまくっているうちに、母が見つけた地元業者
大手よりも地元で個人でやってる人の方が良さそうという事で、お願いすることに。

月曜午前に電話で聞いてみたら、午後イチで来てくれました。
だいたいの金額を聞いたら、1万6千円~1万8千円くらい。

へ? 安すぎない!?

安いのは嬉しいけど、値段違いすぎて逆に心配になる。

良い業者さんでした

親切できちんとした良い業者さんでした。

予想した通り、便器下の異物を引っかけるフィルター的なところに引っかかってました。

驚いたのは、便器ってスポッと外せるんですね。
我が家は建て替えて3年半くらいなので比較的新しいトイレ。
なので簡単に外せたそう。
古いタイプだと接着剤などで固定されているので、外すにはもう少し時間と費用がかかるらしい。

もうひとつ驚いたのは、作業を動画で撮影していて見せてくれること。
「こんな風に詰まっていて、こうやって取り出しました」とスマホで見せてくれました。
やってもいない工事をやったと工事費を請求してくる悪徳業者の話を読んでいたから、これには安心。

汚れないように養生もしっかりしてたし、拾い上げたカイロの廃棄もしてくれました。
トイレももちろん元通り。

これで1万8千円

十分に痛い出費だけど、他社の8万円なんて見積もりを見てるので「安くて良かった~」と得した気分に。

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いろいろ勉強になりました

ふだんは気にしないけど、トイレの事をいろいろ知れて勉強になりました。

ラバーカップは押すのではなく「引く」

圧力で押し流すのかと思ってたので、最初はグイグイ押してたんだけど逆なんですね。
便器に水を溜めた状態でラバーカップをグイっと入れ、一気に引くようにするのが正解だそう。

突起のあるラバーカップが洋式トイレ用で、突起のないのが和式トイレ用です。

固形物は流すな

業者さんが言うには、寒くなるとカイロを詰まらせる人が多いそう。
服に貼るタイプのカイロでも落ちることあるもんね。

寒くない時期は何が詰まるのが多いかと言うと、中国の人が流す果物の皮などだって。
なんでも、中国の人は柑橘類の皮とかをトイレに流すらしい。
排水設備の違いなのか、中国ではトイレになんでも流せるのかな。

基本的にトイレには、水に溶けないものは流してはいけないそう。
トイレットペーパーやうん〇はいつかは水に溶けるけど、カイロはムリ。
厳密に言えば、吐しゃ物もダメらしい。
(え? じゃあどこで吐けばいいの?)

固形物を詰まらせたときはラバーカップは逆効果

溶けない固形物は、ラバーカップを使うと逆に奥に行ってしまうことがあるので使わない方がいいらしい。

意外に手前にあることもあるので、まずは手を入れてみる。
ワイヤーを使って引っかけるのもあり。

ウチの場合も、もしかしたら最初は便器内にあったのかも。
でもカッポンでガポガポしちゃったからその先に行ってしまったっぽい。
ちなみに便器内での詰まりだったら、便器を外さない分、修理料金はもう少し安く済むそうです。

今後の対策

「トイレに物を落とさないように気を付ける」
当たり前だけど、これしかないのよね、気を付けるしかない。

「自動洗浄をやめる」
ウチのトイレは自動洗浄になってるんですよ。
立ち上がって一瞬の間のあとにジャーっと。

反省しきりの母は「自動洗浄やめるわ」と言っていたんだけと、いまだにそのまま。
勝手に止めたら怒るだろうから、そのままにしてあるけど…。うーむ。

「貼るカイロにする」
母は貼らないカイロにハンカチを巻いて使ってるので、これを貼るカイロにする。

対策はこんなところかな。

でも母だけの問題じゃないのよね。
自分だって落としそうになったことはある。
スマホとか車のキーをお尻のポケットに入れたままで、あぶねーって。
ほんと、気をつけなきゃ。

思わぬ出費になるので、みなさんも気を付けてね。

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